SDGs・脱炭素の用語

【用語解説】再生可能エネルギーとは?基礎知識:種類、メリット、課題まとめ

編集部の菊尾
編集部の菊尾
再生エネルギーは地球と未来を守る希望の光になりえます。太陽光発電以外にもさまざまな手段があります。

再生可能エネルギーの概要

再生可能エネルギーとは、太陽光、風力、水力、地熱、バイオマスなど、自然界で繰り返し生成されるエネルギーのことを指します。化石燃料とは異なり、CO2排出量が少なく、枯渇の心配がないことが特徴です。SDGsの目標7「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」や目標13「気候変動に具体的な対策を」の達成に向けて、再生可能エネルギーの普及が不可欠とされています。

企業への影響

再生可能エネルギーの導入は、企業にとって環境負荷の低減だけでなく、エネルギーコストの削減、企業イメージの向上、新たなビジネスチャンスの創出など、様々なメリットがあります。帝国データバンクの調査によると、SDGsに取り組む企業の7割が効果を実感しているという結果があり[1]、再生可能エネルギーの活用はSDGs達成に向けた重要な一歩といえるでしょう。

一方で、中小企業の半分は資金不足や人材不足でSDGsに取り組めていないという課題もあります[1]。再生可能エネルギーの導入には初期投資が必要なため、政府の支援制度や金融機関の融資などを活用することが求められます。

主な事例

  1. イオン株式会社は、2050年までにグループ全体で使用する電力の100%を再生可能エネルギーで賄うことを目標に掲げています。店舗の屋上に太陽光パネルを設置するほか、再生可能エネルギー由来の電力を調達するなど、積極的な取り組みを進めています。
  2. 株式会社リコーは、2050年までにバリューチェーン全体のGHG(温室効果ガス)排出ゼロを目指す「リコー環境目標2050」を設定しています。再生可能エネルギーの導入を進めるとともに、省エネ製品の開発や森林保全活動など、多角的なアプローチで脱炭素社会の実現に貢献しています。

まとめ

再生可能エネルギーは、SDGsの達成と脱炭素社会の実現に欠かせない存在です。企業にとっては、環境負荷の低減やコスト削減、イメージ向上など、様々なメリットがある一方、初期投資の課題もあります。政府や金融機関の支援を活用しながら、長期的な視点で再生可能エネルギーの導入を進めていくことが求められています。先進的な企業の事例を参考に、自社の事業特性に合った取り組みを検討していくことが重要です。