Bラボ・ジャパン開設予定!Bコープ認証の意義とは?石井造園に聞く

SDGsの知恵袋編集部の菊尾です。

今日も下記の最新のSDGsニュース記事について考察と意見をお伝えします。

経済的、社会的価値の追求を目指す「B Corp(Bコープ)」認証企業が世界中で増加中。米国非営利団体B Labによる公益性の高い企業への認証制度で、食品のダノンやパタゴニアが取得。日本でも認証ニーズが高まり、Bラボ・ジャパンの開設が近い。日本国内のBコープ企業は36社に。

タイトル:「Bコープ認証」はスタートアップや中小企業こそ早く取得すべきだ

https://diamond.jp/articles/-/337702

内容

「B Corp」認証は、社会的、経済的価値を兼ね備えた企業に対して、米国のB Labが認証する制度。世界的に有名な企業も認証を受けており、日本における認証ニーズが高まっている。日本では、Bラボ・ジャパンの設立が見込まれ、既に36社が認証を取得している。中でも石井造園は日本で2番目に早く認証を受けた企業の一つで、Bコープ認証の取得プロセスとその意義、メリットについて詳細に語られている。

SDGsニュースの主な要点

– 「B Corp(Bコープ)」認証は経済的、社会的価値を追求する企業に付与され、世界中で急増している。

– 米国の非営利団体B LabがBコープ認証を管理し、ダノンやパタゴニアなど有名企業も認証を受けている。

– 日本ではBコープ認証へのニーズが高まっており、Bラボ・ジャパンの設立が予定されている。

– 石井造園は日本で2番目にBコープ認証を取得した。認証プロセスには約4ヶ月かかった。

– 認証取得のスピードは、早期申請、中小企業の柔軟性、英語のサポート、既存のCSR経営の実践などによる。

– Bコープ認証には5つの評価指標があり、中小企業にとっては比較的達成しやすい項目が多い。

– 石井造園は2年連続で「BコープのBest for the World」を受賞した。

– Bコープ認証は社会的評判の向上、顧客数の増加、従業員のモチベーション向上など多くのメリットがある。

– 石井造園の経営理念は「企業活動を通して、幸せを共有する企業を目指す」。

– CSR活動を継続し、地域貢献と環境保全に注力している。

– Bコープ認証は、企業が社会に対して持続的に良い影響を与えることを目指すもので、特に中小企業やスタートアップにとって有益な指針となる。

SDGsの知恵袋の編集部」の考察と意見

今日、経済的価値と社会的価値の両立を目指す「B Corp(Bコープ)」認証が、世界中で注目を集めています。この認証は、公益性の高い企業に対して、米国の非営利団体B Lab(Bラボ)から与えられるもので、パタゴニアやダノンのような有名企業もこの認証を受けています。日本でもこの動きは加速しており、Bコープ認証を受けた企業は増え続けています。

実際に2024年2月現在弊社、株式会社FrankPRもBコープ認証の試験を完了し、結果待ちの状況です。

特に注目したいのは、日本で2番目にBコープ認証を取得した石井造園です。この認証を受けるまでの過程は、明治大学公共政策大学院の雨宮寛先生の指導のもと、短期間での取得が可能であったと聞きます。英語での対応が必要な中、Google翻訳やスタッフの助けを借り、効率よく認証を達成しました。これは、既にCSR(企業の社会的責任)経営を実践していた石井造園にとって、大きな改革を必要としなかったことからも、スムーズに進んだと言えるでしょう。

Bコープ認証は、ただのステータスではありません。これは、企業が社会的責任を果たしながらも、経済的な成功を追求できることを示す重要な指標です。特に中小企業やスタートアップにとって、Bコープ認証は経営のガイドラインとなり得ます。これは、顧客、従業員、地域社会、環境といった全てのステークホルダーを考慮した経営を促進するものです。

石井造園の例から学ぶべきは、Bコープ認証が企業にとってどれほど価値があるか、そしてそれを通じて社会全体がどのように良くなるかということです。SDGsの推進においても、このような認証は企業が取り組むべき重要なステップの一つと言えるでしょう。企業が社会的、環境的課題に積極的に取り組む姿勢は、消費者やビジネスパートナーにとっても魅力的な要素です。日本の企業もこの動きに積極的に参加し、より持続可能な社会の実現に貢献していくことが期待されます。

SDGsの知恵袋編集部 菊尾

ファッション業界として史上初の外務省ジャパンSDGsアワードを受賞した株式会社FrankPRのスタッフです。2024年現在、日本で5社しかいない外務省と環境省のSDGsアワード受賞社長である松尾真希から直接学んできた人材不足や資金不足でもできる経営実践型の脱炭素やサステナビリティの知識を生かしてお役に立てる記事を執筆してまいります。

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