日本サステナブルビジネス機構の新SDGs認証、中小企業の取り組みを3段階で評価

SDGsの知恵袋編集部の菊尾です。

今日も下記の最新の脱炭素やSDGsのニュース記事について考察と意見をお伝えします。

一般社団法人日本サステナブルビジネス機構は、中小企業向けのSDGs認証制度「サステナブルビジネス認証制度」を2024年6月より開始します。本制度は、企業のSDGs達成に向けた取り組みを支援し、持続可能な成長と企業価値向上を目指すものです。

今回解説する脱炭素・SDGsニュース:一般社団法人日本サステナブルビジネス機構の設立とサステナブルビジネス認証制度の開始 ~産官学連携で企業のSDGs推進を支援~

ニュースの内容

一般社団法人日本サステナブルビジネス機構が設立され、2024年6月から企業向けのSDGs認証制度を開始します。この機構は、企業のSDGs推進を支援し、情報提供や交流を促進することを目的としています。認証制度は企業の取り組みを評価し、認証を受けることで企業価値を高めることが期待されます。今後、地方自治体との連携を強化し、年間100社の認証を目指します。

SDGsニュースの主な要点

• 一般社団法人日本サステナブルビジネス機構(JSBO)が、中小企業向けSDGs認証制度を開始

• 「サステナブルビジネス認証制度」は、企業のSDGs達成状況を3段階で評価

• 認証取得により、企業は人材確保などの面でアドバンテージを得られる

• 大企業だけでなく、中堅・中小企業のSDGs推進を支援することが目的

• 産官学連携により、SDGs対応戦略の加速と産業界の活性化を目指す

SDGsの知恵袋の編集部」の考察と意見

脱炭素とSDGsの知恵袋編集部の菊尾です。今回は、中小企業のSDGs達成を支援する新たな取り組みについてお伝えします。

一般社団法人日本サステナブルビジネス機構(JSBO)が、2024年6月より中小企業向けのSDGs認証制度「サステナブルビジネス認証制度」を開始します[1]。この制度は、企業のSDGs達成状況を3段階で評価し、認証取得により人材確保などの面でアドバンテージを得られるとしています。

中小企業におけるSDGsへの取り組みは、大企業に比べて遅れているのが現状です。その理由として、社会的な認知度の低さや取り組むメリットが明確でないことなどが挙げられています。一方で、SDGsへの取り組みは、企業価値の向上や持続可能な成長につながるとの指摘もあります。

JSBOの「サステナブルビジネス認証制度」は、こうした中小企業の課題解決を目指すものです。認証取得企業は、SDGsへの取り組みを通じて自社の強みを明確化し、ステークホルダーとの関係性を深められるでしょう。さらに、認証が就職先選びの基準となれば、優秀な人材の確保にもつながります。

認証制度の開始に合わせ、JSBOでは各地方自治体との連携強化も進めていく方針です。行政との協働により、中小企業のSDGs達成に向けた取り組みがより一層加速することが期待されます。

SDGsの達成には中小企業の果たす役割が欠かせません。「サステナブルビジネス認証制度」を活用し、自社の事業とSDGsを結び付けることで、中小企業も持続可能な社会の実現に大きく貢献できるはずです。私たち脱炭素とSDGsの知恵袋編集部も、中小企業のSDGs推進を全力で応援してまいります。

株式会社FrankPRは、ジャパンSDGsアワードを受賞するなど、自らもサステナブル経営のロールモデルとなっています。脱炭素とSDGsの知恵袋を通じ、そのノウハウを広く社会と共有し、日本におけるSDGs達成を力強く後押ししてまいります。

SDGsの知恵袋編集部 菊尾

ファッション業界として史上初の外務省ジャパンSDGsアワードを受賞した株式会社FrankPRのスタッフです。2024年現在、日本で5社しかいない外務省と環境省のSDGsアワード受賞社長である松尾真希から直接学んできた人材不足や資金不足でもできる経営実践型の脱炭素やサステナビリティの知識を生かしてお役に立てる記事を執筆してまいります。

その他のSDGsニュース考察記事