再生可能エネルギーを活用した北海道ガスのCO2排出ゼロ計画

SDGsの知恵袋編集部の菊尾です。

今日も下記の最新の脱炭素やSDGsのニュース記事について考察と意見をお伝えします。

北海道ガスは、札幌市中心部の複合ビル「さっぽろ創世スクエア」に供給する熱と電力を脱炭素化すると発表しました。カーボンクレジットと非化石証書を活用し、全ての供給エネルギーでCO2排出実質ゼロを実現します。この取り組みは、2024年7月から開始されます。

今回解説する脱炭素・SDGsニュース:CO2排出実質ゼロの熱・電力供給

ニュースの内容

北海道ガスは、札幌市の複合ビル「さっぽろ創世スクエア」に供給する熱と電力を脱炭素化します。カーボンクレジットと非化石証書を活用し、CO2排出量を実質ゼロにします。この取り組みは2024年7月から始まり、カーボンニュートラルLNGを使用したガスコージェネレーションシステムで電力と熱を供給します。

SDGsニュースの主な要点

– 北海道ガスは、札幌市の複合ビル「さっぽろ創世スクエア」に供給する熱と電力を脱炭素化します。

– 供給するガスにはカーボンクレジットを使用し、CO2排出量を実質ゼロにします。

– 供給される電力は非化石証書を活用し、化石燃料由来でないことを証明します。

– カーボンニュートラルLNGを使用し、ガスコージェネレーションシステムで電力と熱を供給します。

– 発電時に生まれる排熱は熱の供給に利用し、再生可能エネルギーとして扱います。

– この取り組みは2024年7月から開始されます。

SDGsの知恵袋の編集部」の考察と意見

こんにちは。SDGsの知恵袋編集部の菊尾です。

今回は北海道ガスが札幌市の複合ビル「さっぽろ創世スクエア」に供給する熱と電力を脱炭素化するというニュースを取り上げます。

脱炭素社会の実現に向けて、企業の取り組みが加速しています。北海道ガスはカーボンクレジットの枠組みを用いて供給するガスのCO2排出をオフセットし、電力は非化石証書を活用することで、ビルへの熱と電力供給を実質的にカーボンニュートラルにするそうです。

再生可能エネルギーの利用拡大は脱炭素の鍵を握りますが、同社の大槻博会長は株主総会で、小水力発電の可能性に言及し、地方自治体と連携して事業化を目指す考えを示しました。企業と自治体が一丸となって再エネ導入を進めることが重要ですね。

一方で、中小企業の半数は資金不足や人材不足でSDGsに取り組めていないという調査結果もあります。しかし、SDGsに取り組む企業の7割が効果を実感しているというデータもあり、規模の大小に関わらず、できることから始めることが大切だと思います。

北海道ガスの取り組みは、ビルのテナントや利用者にとっても、環境に優しい選択肢を提供することになります。脱炭素社会の実現には、企業の果敢なチャレンジと、消費者の行動変容の両輪が欠かせません。私たちも一人一人が意識を高め、ライフスタイルを見直していきたいですね。

SDGsの知恵袋では、企業の脱炭素の取り組み事例を随時発信していきます。皆さまの会社でも参考にしていただければ幸いです。一緒に持続可能な社会を目指しましょう!

SDGsの知恵袋編集部 菊尾

ファッション業界として史上初の外務省ジャパンSDGsアワードを受賞した株式会社FrankPRのスタッフです。2024年現在、日本で5社しかいない外務省と環境省のSDGsアワード受賞社長である松尾真希から直接学んできた人材不足や資金不足でもできる経営実践型の脱炭素やサステナビリティの知識を生かしてお役に立てる記事を執筆してまいります。

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